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2007年8月

2007.08.16

8.15に思う- 発砲命令Schiessbefehlの発見

今年もまた8.15が巡ってきました。
そういうわけで、今年もまた結局ドイツで8.15を迎えてしまったわけで、折角なので、ドイツの時事ネタなどをからめて、つらつら考えてみる。

で、話は飛びますが、8月13日というのは、かつてドイツ分断の象徴であった「壁」が出来た日だそうです。
Wikipedia.deによれば、1961年8月12日から13日にかけての深夜、西ベルリン周辺の国境を全て封鎖、西ドイツと西ベルリンを結ぶ列車は東ドイツ領内では停車することなく運行を開始することになったそうです。この国境を越えようとして、多くの人たちが逮捕され、あるいはまた死に至ることになります。

国境を越えようとして死に至った「壁の犠牲者」の数は、現時点で少なくとも125人は居たのではないか、とされているものの、どこまでを「壁の犠牲者」として含めるかについて様々な意見があり、またさらに新たな資料の発見などもあって、これについては、まだまだ調査と検証が必要であるようです。

そういうわけで、ドイツにおいて8.13は戦争の傷跡としての分断の象徴である「壁建設記念日」なのです。

僕も以前、BerlinとMuenchenを結ぶ高速道路A9をNuernbergからLeipzigの方へ向かって北上していたとき、バイエルンBayernからテューリンゲンThüringenに入るところの谷の橋に「Brücke der deutschen Einheit」=「ドイツ統一の橋」という看板がついているのを見て、秘かに感慨にふけったことがありました。

この「壁建設の日」を前にした8/11、Magdeburgにあるかつてのシュタージ(Stasi、Ministerium fuer Staatssicherheit国家保安省の通称)の支所で、越境者に対する「発砲命令」が発見されたというニュースが報道されました。(下記のリンクを参照・ドイツ語)

ZDFのニュース番組Heuteのサイト

ニュース専門局N24のサイト

ニュース週刊誌FOCUSのサイト

ニュース週刊誌SPIEGELのサイト

なおこの「命令書」をZDFのサイトから「現物」をPDFとしてダウンロードすることもできます。

その命令書には「女・子どもであっても躊躇してはならない」とあり、戦争の傷跡としての「壁」の持つ、冷酷さのリアリティに戦慄を憶えずにはいられませんでした。
現在、一体この命令書を誰が出したのか、そもそもこれは有効な命令書であったのか、などなど議論はまだまだ続いており、また他の地域でも同種の資料が発見されたりなど、今後さらに調査と議論が続くことになるようです。

いずれにしても、日本が8.15を迎える時、何よりも国家間の対立構造が生み出す冷酷さのリアリティを思い起こすことが、平和というものの意味を考える上で、何よりも大事なのではないかと思ったのでした。

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2007.08.01

デジカメ不調

私、FUJIのFINEPIX F50iというデジカメを2001年8月以来愛用してまいりました。
しかしさすがに5年間も酷使していると、あちこちガタが来て、5年目に入ったあたりから、切替スイッチが誤作動するようになったり、電源が入りにくくなってきました。そして、昨年8月に妻と子どもが里帰りする際に、空港まで送っていって撮ろうと思ったら、調子が激変。10回に1回ぐらいしか電源が入らなくなってしまいました。その後数日して完全に召天。
まぁ満5年使ったことになるので、正直言って耐久年数だろうということで、妻が日本で新しいヤツを買ってきました。
今度のものは、妻が現品限りのものを買い叩いてきたCASIO EX-Z850というデジカメなんですが、一般家庭ユースには充分すぎるほどの8.1Mピクセル。FINEPIX F50iは「メガピクセル!」とか言って売り出し始めたころの製品なので、この5年間の技術の進歩に驚きつつ、この1年ばかり調子よくバシバシあれこれ撮りまくっておりました。

070726_120040_2 ところが、この7月に入ったあたりから、やたらとピンぼけもしくはブレブレの写真を連発するように。「あれ〜、俺ひょっとして知らないうちに手が震えてたのか?」と、自らの加齢による上腕二頭筋の衰えに不安を一瞬感じたものの、とりあえず、あまりにピンぼけ&手ブレが多いので、多分露出&シャッタースピード&ISO感度の調整が、意外と難しいカメラなのかもとか思って、あれこれ設定をいじってみるが、全然効果が表れない。というか、表れないどころか、何だかどんどんひどくなっていくばかり。
先日、知り合いからもらった野菜&果物入りのカゴを撮ろうと思ったら、全然ピントが合わない。
意地になって、設定をあれこれ変えながら10枚近く野菜カゴの写真ばかり撮るが全然ダメ。

070726_174345_2 しかたがないので、マクロにして接写すると、一応ピントは合う(ように見える)。
接写だから、画像の周辺部分のピントが合わないのはまぁ普通だろうと思うことにするが、でもなぜか右下の方が特にボケてしまうことに気が付く。
このあたりで、ひょっとしてこのデジカメ調子わるいんとちゃう?と思い始める。

その後何枚か撮ってみるが、ことごとくダメ。
結論としては、どうもオートフォーカスがちゃんと動いていないらしい。
動画は、それなりに設定すれば、まぁそれなりにピントは合うらしい。というか、動画に関しては、特に屋内で撮ると、手ブレ補正とかの関係で、そもそもそんなに画像がよいわけでは無かったので、あまり目立たないだけなのかもしれないけれど…。
静止画像でも、マクロで接写にすれば、とりあえずピントは合わせてくれるらしい。
でもそうでなければほとんど全ての写真が無限大にピントを合わせたような、まるで「遠くを見つめていた目にたまたま近くの景色が飛び込んできた」みたいな感じで、全然ぱっとしない。
070731_191736 特に屋内だと、露出を開く関係上ピント深度が下がって、真ん中と上の方(つまり被写体とその向こう側)はなんとなくピントが合う気がするような感じで写るのだが、下方(つまり撮影者寄り)は全然ピントが合わないので、まるで妙にエフェクトかけたみたいな、動きがあるような無いような、微妙な感じの写真に。

ここまで来てついに、これはカメラがおかしい、多分、機械的にレンズ部が何らかの理由で歪んだか、あるいは電子的な部品がいかれたか、どちらかで(もしくはその両方)であろうと、結論するに至る。

修理はどうすれば・・・と思って、買ったときの保証書を見ると、残り期間はあと5日。
カシオのデジカメ修理のサイトで調べると、そもそもレンズ部とか画像不良の修理だと、保証期間内でも大体9,000〜12,000円の有償修理になる可能性が高いことがわかる。
え〜、それなら別にいいよ〜と、宇宙戦艦ヤ○トではないので、「保証期間が切れるまで残された日はあと5日」に間に合わせてデジカメを持ってお買いあげ店もしくは最寄りの修理センターへ何が何でも持ち込むことはこの際諦めて、いつの日か日本に戻ったときに修理に出すことを決意。

幸い、昨年妻がもう1個、もう一つ昔のモデルのデジカメを実家からもらって(奪って?)きていたので、当面はそちらを使うことに。こちらは画素数4.0Mピクセルのモデルですが、はっきり言って、一般家庭でL版サイズにプリントするだけなら充分すぎるほどですっていうか、8.1Mピクセルあったって、結局通常は画像サイズは2304*1728=4MB程度にして使ってたので、全然問題が無い。
でも新しいカメラ方のが、ホワイトバランスの調整と室内撮影に強かったので、正直なところすごく残念でした。

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